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特許事務所が行う特許申請って

特許申請書類の一つである要約書の書き方などについて。このブログにはプロモーションが含まれます。

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特許印紙のデザインが変更

特許印紙による特許申請などの手数料の納付方法は、便利な口座振替による方法が2009年1月から利用できるようになったこともあって、あらかじめ特許印紙を予納口座に納付しておく予納による方法も含めて利用頻度が減ってきているようです。2009年度の全体の料金納付額のデータでも、口座振替による料金納付額が予納を含んだ特許印紙による料金納付額に近づいてきています。
といういことで特許事務所の弁理士でさえも特許印紙を目にする機会がほとんどなくなりつつあるのかもしれません。

そんな特許印紙のデザインが変更されたそうです。
「【お知らせ】特許印紙のデザイン変更について」(特許庁ホームページ)
新しい特許印紙には、東京都千代田区霞が関にある16階だての建物である特許庁庁舎の外観と、特許庁のマークである桜によるデザインが施されているのではないかと思われます。ちなみに産業財産権制度125周年記念ということで特許庁では桜の植樹式が今年の4月23日に開催されたそうです。

新特許印紙デザインをよくみてみると、10円~500円、1,000円~5,000円、10,000円~100,000円の特許印紙でそれぞれ色だけではなく花のマークのデザインが少し異なっているようにも思われます。だとするとおしゃれで繊細ですね。
新特許印紙は来年の4月1日から使用が開始されるそうで、現行の渋めのデザインである特許印紙は引き続き使用が可能であるとのこと。
現行の特許印紙はあえて「UT」,「DE」,「TR」と文字の一部のみを見せるデザインがなされており、奥ゆかしさとともに上品さを感じざるを得ません。

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特許電子図書館の初心者向け特許・実用新案検索

特許電子図書館の初心者向け検索-特許・実用新案でキーワードを入力して検索して、一覧表示が出た後、公開番号をクリックすると発明の要約と図面が一つ,出願番号,公開番号,出願人,発明の名称,出願日,公開日,発明者が表示されました。
図面があまりはっきりした画像ではなく少し読みづらいものが多かったです。たまたまなのかもしれませんが…。もう少し図面が読みやすく表示されるといいですね。

画面の下のほうの「表示中の特許の詳細表示画面を表示する」というボタンを押すと、もっと詳しい発明の内容についての記載が表示されました。請求の範囲や詳細な説明、全部の図面も読むことができます。
また経過情報というボタンを押すと、その特許申請の経過まで表示されます。こうやって1件、1件調べていくとなるとかなり手間がかかりそうです。特許事務所の弁理士であればすぐに発明の内容を理解できるのでしょうね。

要約や図面などだけが表示されている簡易表示の状態でも、ある程度発明の内容を把握できるものもあるのですが、もっと詳細が気になってしまうことのほうが多そうですね。
また発明をわかりやすくするためには図面が大切なのがわかります。文字だけの情報だけではなく図からの情報もあるとかなり読み手の理解度が変わってくるような気がします。

特許事務所に依頼する前に特許申請を学ぶ

特許事務所に依頼する前に特許申請について自分でできる限り学んでおこうと思います。特許の専門家であるとはいえ弁理士や特許事務所におんぶにだっこではいけないのではないかと。

特許申請をする前には、似たような発明があるかどうかを調査する必要があるとのことです。先行技術調査というそう。すでに類似した発明が公開特許公報、特許公報などに記載されている場合には特許が取れなくなる可能性が高くなるよう。
ほとんどの特許申請された発明は公開特許公報などにその内容が載るそうです。
特許を申請して特許が取れなくても申請費用などは戻ってこないそうだから先行技術調査はするように気をつけないと。

この先行技術調査を自分で行うには、特許電子図書館(IPDL:Industrial Property Digital Library )を利用すべきであるとのこと。特許電子図書館は、インターネットを利用して無料で閲覧できる特許等の工業所有権情報の検索システムで、工業所有権情報・研修館が提供。
特許電子図書館の「初心者向け検索-特許・実用新案を検索する」では、発明の内容を表わす技術用語を入力するだけで特許情報が検索できるよう。でも実際にキーワードを入力してみたら、「一覧表示はヒット件数1000件以内の時に表示可能です。」との警告が出てしまいました。キーワードを絞っていかないとヒット件数が多すぎて一覧表示は出ない?キーワードを絞って一覧表示を出してみると公開番号と発明の名称がずらっと表示されました。

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