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特許事務所が行う特許申請って

特許申請書類の一つである要約書の書き方などについて。このブログにはプロモーションが含まれます。

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特許申請の要約書の【課題】

特許申請の書類の一つである要約書の【要約】として記載する【課題】の項には、発明が解決すべき課題と必要に応じて技術分野を記載するとのことです。

明細書という特許申請する際に提出する別の書類には従来技術の問題点を記載しますが、従来技術の問題点を【課題】に書いてはだめだそうですよ。どのようにしたいのかを書くのだそうです。例えば、「従来は~作業時間が長くなるという問題があった。」ではなく、「~作業時間を短縮する。」のように記載するようです。

また、発明の名称からだけではどのような技術分野の発明なのかわからない場合には、技術分野も【課題】に記載するそうです。例えば、「特に~に適する。」などと記載すると技術分野がわかりやすくなるかもしれません。

要約書は基本的に簡潔な文章で記載する必要がありますが、簡潔すぎるのは問題で、例えば、【課題】に「~の能力を高める」などと記載しても明確ではなく発明の概要を的確に把握できないので、もっと具体的に「~エネルギーを大幅に削減させる」などと記載する必要があるようです。

また、要約は原則400字以内で記載するとこのまえ書きましたが、この400字には「【課題】」などの見出しの文字数も含まれるそうです。

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