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特許事務所が行う特許申請って

特許申請書類の一つである要約書の書き方などについて。このブログにはプロモーションが含まれます。

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技術用語をうまく選んで特許・実用新案検索しないと

特許電子図書館の初心者向け特許・実用新案検索の詳細検索では、検索対象の期間が指定できることをこのまえ書きましたが、この期間指定での検索を主に使う場合というのは、検索した結果、ヒット件数が1000件以上で一覧表示が表示できなく具体的な特許公開公報などを見ることができなくて期間を絞らなきゃという場合であると思います。

詳細検索の画面で『期間を指定「」から「」まで』と表示されたときに、前のほうの「」(入力欄)に入力する日付を検索のヒット件数が1000件以内になるように調整していけば直近の先行技術の一覧表示が表示ができるようです。
実際に自分でも試してみましたが、一覧表示には100件以上の場合には100件ずつ公開番号/登録番号と発明の名称のリストが表示されます。100件の発明をチェックするだけでもかなり大変そうです。
もしかすると検索して1000件以上もヒットしてしまった場合には、期間で対象を絞るというよりは、技術用語で絞るほうが現実的な方法なのかもしれません。
というかヒット件数があまりに多すぎるということは技術用語がきちんと選択されて検索されていないといえるのかもしれません。最初はおもいきって技術用語を絞って検索してみて、徐々に緩めて検索していくぐらいの感覚のほうがよさそうな気がしてきました。キーワードは入力欄に100字も入力できるそうですし。
特許出願しようとしている発明の内容を的確に表わすキーワード、技術用語を見つけることは簡単ではなさそうです。

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初心者向け特許・実用新案検索の詳細検索

特許電子図書館の初心者向け検索で特許・実用新案を検索すると、検索結果の画面には詳細設定ボタンが表示されます。このボタンをクリックすると、更に詳しい検索が可能になるようです。
この詳細検索では検索項目として「技術用語」と「出願人・発明者」とが別々になっており、それぞれにキーワードを入れることにより検索ができます。詳細検索になる前の簡易検索は、「技術用語」「出願人」「発明者」のキーワードを入力する箇所が1コのみでごちゃ混ぜの検索です。これはこれで初心者が初めて先行技術調査を行おうとする場合にはむしろ使いやすいのではないかと思います。

加えて詳細検索では検索対象の期間を設定して絞り込むことができます。期間は公開公報であれば公開日、公表公報であれば公表日の期間であるそうです。
日付の入力のしかたは、たとえば2010年(平成22年)10月19日なら20101019、H221019のように西暦による入力と和暦による入力と二通りあるようです。
画面には『期間を指定「」から「」まで』と表示されますが、必ずしも両方の「」に日付を入力する必要はなく、たとえば2010年1月1日以降として検索したい場合には前の「」のみに20100101と入力すればよく、2010年1月1日以前として検索したい場合には後ろの「」のみに入力すればよいそう。

なお詳細検索でもそのまえの簡易検索でもキーワードは全角で入力する必要があるそうです。スペースを含んで100文字まで入力できるとのこと。

出願人、発明者、出願番号でも検索できる

特許電子図書館の初心者向け検索、特許・実用新案を検索するでは、「技術用語」だけではなく「出願人」や「発明者」のキーワードを用いて検索することもできます。
たとえば「技術用語」と「発明者」のワードを並べて入力して検索することもできるようです。「携帯電話 山田太郎」と入力して「の全てが含まれる」としてAND検索すれば、携帯電話関連の発明をした山田太郎さんの公報が検索できるということなのだろうと思います。
「技術用語」は、公開特許公報などの「発明の名称」,「要約」,「請求の範囲」に記載されているものが検索される対象となるようです。公報は平成5年以降に発行されたものが検索の対象なのだそうです。

また、別に特許・実用新案の出願番号、公開番号などでも検索ができるようで、文献番号索引照会というボタンを押すと出願番号などを入力する画面が出てきます。自分の発明に関連した特許申請があらかじめ具体的にわかっている場合にはこちらを使ったほうが賢そうです。

技術用語などを入力して、ヒット件数が1000件以内の時には一覧表示が表示できますが、1000件以上の場合には検索結果を更に絞り込む必要があります。この絞り込み方法としては、さらにキーワードを追加,変更して検索し直す方法もありますが、検索結果には詳細設定のボタンが表示されますので、このボタンを押すことにより更に細かい絞り込んだ検索をする方法もあるようです。

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